頬紅金雀枝 ホオベニ エニシダ
今朝も雲が多く やや肌寒い朝です。
明日 明後日もあまり予報は良くないですね。
春先に園芸店に出回る姫エニシダよりも大型です。
エニシダの新しい園芸種かと思ってたら 前からある種類だそうです。
あんまり 見掛けないような気がしますが・・・紅花のエニシダもあります。
エニシダ(マメ科ゲニスタ属)
地中海沿岸地方原産。日本へは江戸時代に中国を経由して渡来しました。
同属には、白花を咲かせるシロバナエニシダ(白花金雀枝)や黄花で
エニシダより低く小振りの花を咲かせるヒメエニシダ(姫金雀枝)
頬紅を塗ったようなホオベニエニシダ(頬紅金雀枝)があります。
伝説の魔女が夜中にまたがって飛ぶほうきは、このエニシダのことで
昔は実際にこの枝を束ねてほうきを作っていたそうです。
聖母マリア様が、幼いイエスを抱いてナザレ王の追ってから逃げて
いるときに、エニシダがカサカサ音をたてて、もう少しで
見つかりそうになってしまったそうです。
また、イエスがユダの裏切りにあった時、エニシダが音をたてたために
居場所がばれてしまったという言い伝えがあります。
赤花金雀枝 アカバナエニシダ