秋の赤い実シリーズ Ⅸ
アロニア・レッドチョークベリーアロニア属は1〜3mの落葉低木で、北米に3種が分布しています。
実をつけるだけではなく、秋には紅葉し、庭木として好ましい木ですが
日本ではあまり普及していません。
アロニア・アルブティフォリアは、北アメリカ東部、カナダからミシガン
フロリダにかけて南北の広い範囲の地域の、湿地や沼地に自生しています。
散房花序に白い5弁の花を多数咲かせます。葯は葡萄色で目立ちます。
葉の表面には艶があり、裏面には毛が生えているので他の種類と区別できます。
花後に直径5mm〜1cmの赤い小さな果実がつき、秋に熟します。
渋味が強いので生食には向いていないようです。
現地ではチョークベリー(chokeberry)と呼ばれていますが
このアロニア・アルブティフォリアは果実の色から特にレッド・チョークベリー
(red chokeberry)と呼ばれ、他の2種は ブラック・チョークベリー
( black chokeberry)とパープル・チョークベリー
( purple chokeberry )と呼ばれています。
アロニアの花
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- 2020/12/03(木) 17:54:08|
- お花が好き♪
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