2012年07月24日
蠅毒草 ハエドクソウ
ハエドクソウ(蠅毒草)
分類:ハエドクソウ科ハエドクソウ属
学名:Phryma leptostachya var. asiatica
別名:ハエトリソウ(蠅捕草)、ハエトリグサ
和名の由来:草全体が有毒で根の絞り汁でハエ取紙をつくったことによる。
葉や根をすり潰して便壷の中に入れウジ殺しにも使った。
性状:多年草
草丈:30~70センチ
分布:北海道~九州
花期:6~8月
山野の林縁などの日陰に生える。
ハエドクソウ科に分類されているのは世界中でこのハエドクソウしかない。
(1科1属1種…葉の長い種をナガバハエドクソウとして別種とする説もあるという。)
茎は直立して、しばしば上部で分枝し、下向きの短い毛がある。茎は高さ30~70センチとなる。
茎上部の枝先に穂状花序を出し、白色~淡紅色の唇形花をまばらにつけ、下から順に咲かせていく。
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